ライブ配信プラットフォームのTwitch。
日本ではまだまだユーザーが少ない状況ですが、世界的にはTwitch一強時代なのでこの度Twitchチャンネルを収益化してみました。
Twitchの収益化条件
Twitchの収益化には2つの種類があり、まず目指すのは「Twitchアフィリエイト」という収益化プログラムの参加条件を満たすことです。
条件は以下。
- 50人のフォロワーを獲得する
- 8時間配信する
- 7日配信する
- 平均視聴者数3人
これらを30日間で満たすことが条件で、8時間配信はトータルの配信時間、7日間というのは配信回数を指します。
平均視聴者数は言葉の通り。
なので、おそらく一番高いハードルはフォロワー50人になるでしょう。
Youtubeなどですでに一定数のフォロワーがいる場合は配信プラットフォームを移ることを伝えて来てもらうのが一番の近道。
全くのゼロからTwitchでフォロワーを集めるのは日本人ユーザーの数的にかなり厳しいと思うので、その場合も一旦Youtubeから始めた方が結果的には収益化までの期間が短く済むかもしれません。
Twitchアフィリエイトの登録条件を満たしたら所定の手続きを踏んで収益化が完了ですが、さらに上に『Twitchパートナー』という収益化プログラムが存在するので次はそこを目指すことになります。
条件は以下。
- 25時間配信する
- 12日配信する
- 平均視聴者数75人
ここでは平均視聴者数75人という条件が一番高いハードルになりますね。
Twitchアフィリエイト条件クリア後の手順
条件をクリアするとTwichの運営からメールが送られてきます。
案内に従って手続きを踏むと晴れてTwitchアフィリエイトに登録完了。
チャンネルが収益化されたことになります。
2段階認証
アカウントのセキュリティ強化のために必要になります。
支払い登録
氏名、住所などの個人情報を正しく登録します。
Twitchアフィリエイト利用規約
利用規約への同意が必要です。
全文英語ですがしっかりと読んでおきましょう。
税務情報に関するインタビュー
ここ数年で入力を求められることが増えましたね。
GoogleAdSenseやYoutubeを収益化されている方なら経験あると思います。
Twitchの収益はアメリカから受け取ることになるので税務情報を提出して源泉税率などを確定する必要があります。
ちなみに税務上の国籍が日本であれば適用源泉税率は0.0%です。
「Tin値」はマイナンバーを記載して提出すればOKっぽいです。
支払い方法
銀行振込、小切手、Paypal、保留から選択できます。
支払いには手数料(銀行振込なら5ドル)がかかるので、まとまった収益が溜まるまでは「保留」にしておいてもいいでしょう。
その場合は任意のタイミングで支払方法を登録して保留した分を受取ることが出来ます。
Twitchアフィリエイトで出来ること
Twitchアフィリエイトの条件を満たして登録を完了すると、cheerやサブスク、広告収入を受け取ることのほかにコメント欄で『スタンプ』や『バッジ』を使用することが出来るようになります。
フォローしてくれた視聴者さんはこれらのカスタムアイテムを使用することでチャット欄でのアピールができ、チャンネルのコミュニティを強化することに繋がります。
これらを使ってどんどんチャンネルを成長させていけるということですね。
Twitchでしか出来ないこと
ライブ配信プラットフォームは多々ありますが、Twitchならではの特徴と言えばAmazonPrimeとの連携機能です。
例えば、視聴者がAmazonPrimeに加入している場合はTwitchアカウントと連携することで無料で配信者のサブスクに加入することが出来、配信者側はこのサブスクによって収益を得ます。
配信者、視聴者のどちらも新規の出費が無い状態なのでどちらにもかなりお得なサービスです。
また、AmazonPrimeに加入している配信者と視聴者間で「Watchパーティー」という形式の配信を行うことが出来ます。
この機能を使用すれば、配信上でAmazonPrimeVideoを再生し、視聴体験を共有しながらコメントで会話することが出来ます。
Watchパーティーは他にない機能であり、膨大な量のPrimeVideoを配信コンテンツに利用できるため配信者側から見てもかなりお得。
Twitchで配信を始めるならAmazonPrimeにも必ず加入しておくことをお勧めします。
以上。
Twitchパートナーの条件をクリア出来たらまた追記してみたいと思います。