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AI処理に特化したCore Ultra搭載ワーキングノートPCの高コスパモデル「DX-M7L」がドスパラから登場

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ビジネスをはじめとしたAI需要が高まる中、IntelからAIに特化したNPU内蔵CPU「Core Ultraシリーズ」が登場。このAI向けCPUを搭載した高コスパのワーキングノートPCがドスパラから販売されています。

ノマド環境、在宅リモートワーク環境など、作業/業務のために大きめサイズのワーキングノートPCを探している方におすすめできるモデルです。

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DX-M7L の特徴

DX-M7L

AI処理を加速するIntel UltraシリーズCPU搭載

DX-M7Lに搭載されるIntel Ultraシリーズは、「AIブースト」「グラフィック性能」「省電力性」を兼ね備えたCPU(APU)です。とりわけ特徴的なのは生成AIの処理効率を最大70%高速化するAIブースト。高速演算のためのCPU、AIに不可欠な並列スループットを実現するGPUに加え、AI ワークロードを低消費電力で処理し効率性を高めるNPU(ニューラルプロセシングユニット)を搭載することでAIの最高性能を引き出すことが出来ます。

Intel Core Ultra 7 155U仕様諸元 (Intel公式サイト)

Intelが数年前から展開するグラフィックボード「Intel Arc」シリーズは未だNVIDIA、AMDから市場シェアを獲得することには成功していませんが、培った技術はCore Ultraシリーズのような統合プロセッサ製品に確実に活かされていると言えるでしょう。

作業効率重視の筐体

AI対応&高性能を謳うだけあって、筐体は軽量コンパクトよりも作業効率を重視した16インチ(およそB4サイズ)構成。作業スペースとして画面サイズが大きいことのアドバンテージに加え、方向キーのサイズを最大限確保したテンキー付きキーボードを採用することでOffice系アプリの操作性を考慮し、大型ワーキングノートPCとしての利便性をしっかり活かしています。

B4サイズは横長だと364×257mmで、A4サイズ(297×210mm)よりもふたまわりほど大きい。DX-M7Lは実際にはB4横よりもわずかに小さい358×253mm。モニターはアスペクト比16:10の若干縦長サイズ。

それでも大型ノートでは最軽量級の1.3kg&薄さ20mmサイズを実現しているところがこのモデルの最大の訴求ポイントだと言えるでしょう。

DX-M7L の仕様構成

OSWindows11 home 64bit
CPUIntel Core Ultra 7 155U(最大4.8GHz/12コア/14スレッド)
GPUIntel Graphics
NPUIntel AI Boost
メモリDDR5-4800 16GB(8GB+8GB)
ストレージ500GB Gen4 NVMeSSD
カードリーダーmicroSDカードリーダー(SD/SDHC/SDXC、UHS-I対応)
Bluetooth5.3
入出力ポートUSB 3.2 Gen2 (Type-A) x1、USB 3.2 Gen1 (Type-A) x1、USB3.2 Gen2 (Type-C、PD対応 DC-In) x1、Thunderbolt 4 Power Delivery DC-In (Type-C) x1、HDMI(2.1) x1、マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子 x1
モニター16inch ノングレア液晶 165Hz 1920×1200
バッテリー駆動時間(JEITA 測定法 3.0):5.9時間(動画再生時)/6.3時間(アイドル時)
無線LANインテル Wi-Fi 6E AX210 (IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax)
WEBカメラデュアルマイク付 FHD WEBカメラ / IR 専用カメラ (Windows Hello対応)
寸法約 358 (幅) × 253 (奥行き) × 20 (高さ) mm
重量約1.3kg(約130gのACアダプタと合わせると約1.4kg)
※仕様構成は変更になる可能性があります

DX-M7Lのグラフック性能

Core Ultra 7 155Uに搭載されるGPU「Intel Graphics」は、省電力モデルの155Uに搭載されるために最大クロックとXe-core数を抑えられてはいますが、それ以外の基本スペックは上位モデルに搭載される「Intel Arc Graphics」と同じものです。

グラフィック性能の目安として、3Dゲームをグリグリヌルヌル動かすことは出来ません(それでも設定を落とせば30〜60fps出せることもある)が、2Dゲームであればなんの不満もなく高画質でプレイ可能。動画再生程度でパフォーマンスの負荷を感じることはありません。

DX-M7L の拡張性

DX-M7Lには以下の入出力端子が搭載されています。

  1. マイク入力・ヘッドフォン出力 共有端子
  2. USB3.2 Gen1 Type-A
  3. microSDカードリーダー(SD/SDHC/SDXC、UHS-I対応)
  4. セキュリティスロット
  5. USB 3.2 Gen2 Type-C(PD対応)/電源入力
  6. HDMI 2.1
  7. USB 3.2 Gen2 Type-A
  8. Thunderbolt™ 4 Type-C (PD対応)/電源入力

Thunderbolt4ポートを使用した周辺機器との接続、本体の高速充電、高速データ通信が可能で、HDMIとThunderbolt4を併用すれば最大3画面のマルチディスプレイにも対応します。

外出時には16インチの大画面で広々と作業でき、自宅やオフィスではマルチディスプレイ化してさらに充実したワーキング環境を手にすることも出来ます。

DX-M7L のカスタマイズ例

購入時には、用途に応じて以下の点のカスタマイズをオススメします。特にノートPCは筐体スペースとメンテナンス性の関係で購入後の自作カスタムが難しい特性があるため、購入時に必要なパーツの増設が非常に重要になります。

OSのカスタマイズ

DX-M7LはWindows11 homeが標準搭載されています。基本的にはこのままで構いませんが、セキュリティの強化機能やリモートデスクトップ機能を使用したい場合はProへのアップグレード(+9,000円)を検討したほうが良いかも知れません。とくにワーキングノートとしてセキュリティに気を配りたい場合はおすすめです。

なおリモートデスクトップ機能については、Pro版であれば「操作を受け付けることが可能」になりますが、操作する側はHome版でも構いません。またGoogle Chromeでも同じようなリモートデスクトップ機能が無料で使用できるため、用途をよく考えてPro版を検討しましょう。

Officeプリインストール

DX-M7Lの標準構成にはOfficeは含まれません。Officeライクな無料サービスも多々ありますが、業務の都合でOfficeが必須になる場合は購入時のアップグレードをオススメします。

Home&Businss2021デジタルライセンス版(PPあり)は+29,000円。Office単体購入よりはかなりお得です。

メモリ&ストレージのカスタマイズ

DX-M7Lは標準構成でメモリを16GB搭載しています。基本的な作業やWeb閲覧、動画鑑賞目的であればこれで十分足りるので無理に増やすことは必要ありません。少しでも動作を軽くしたい場合や、重度の多窓癖がある人は24GBへのアップグレード(+6,000円)を検討してもいいかも。

ストレージに関しては標準構成が500GBなので、クラウドメインで使用するにしてもちょっと心許ないと感じるかも知れません。1TBへのアップグレード(+6,000円)だけで余裕はかなり違ってくると思います。