2025年夏にむけて(本記事は5月執筆)、ドスパラが展開するゲーミングPCブランド「GALLERIA」から、特におすすめのモデルを3機種ご紹介します。これらのモデルは、ゲーミング体験を最大限に引き出すことを目的に選びました。
おすすめ3機種について
これから紹介するモデルは、用途や予算に応じて選択することで、最適なゲーミング体験を提供します。
▶高解像度でのゲーミングや配信を重視する方は「GALLERIA XA7R-R57T 9800X3D搭載モデル」
▶バランスの取れた性能と価格を求める方は「GALLERIA XA7C-R47S-B」
▶コストパフォーマンスを重視する方は「GALLERIA RM7R-R46T 5700X」
を検討してみてください。
1. GALLERIA XA7R-R57T 9800X3D搭載モデル

- 価格: 379,980円(税込)
- CPU: AMD Ryzen 7 9800X3D
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti 16GB
- メモリ: 32GB DDR5-4800
- ストレージ: 1TB NVMe SSD
- 電源: 850W 80PLUS GOLD
- 冷却: 240mm水冷クーラー
※価格・構成は2025年5月時点
このモデルは、最新のRyzen 7 9800X3DとRTX 5070 Tiを搭載し、4K解像度でのゲーミングや高負荷のクリエイティブ作業にも対応可能なハイエンド構成です。大容量のメモリと高速なストレージにより、快適なマルチタスク環境を提供します。また、240mmの水冷クーラーと高効率の電源ユニットにより、安定した動作が期待できます。
なおこの性能であれば、メモリは購入時に64GBにカスタマイズした方がより多用途でストレスフリーに使い倒すことができるでしょう。
2. GALLERIA XA7C-R47S-B

- 価格: 244,979円(税込)
- CPU: Intel Core i7-14700F
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 4070 12GB
- メモリ: 16GB
- ストレージ: 500GB NVMe SSD
※価格・構成は2025年5月時点
このモデルは、Intelの第14世代Core i7とRTX 4070を組み合わせたミドルハイ構成で、WQHD解像度でのゲーミングや配信、動画編集など幅広い用途に対応します。価格と性能のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れた一台です。
メモリは32GB~64GB程度にカスタマイズして、より処理負荷の高いゲームタイトルに備えましょう。
3. GALLERIA RM7R-R46T 5700X

- 価格: 178,080円(税込)
- CPU: AMD Ryzen 7 5700X
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti 8GB
- メモリ: 16GB
- ストレージ: 500GB NVMe SSD
※価格・構成は2025年5月時点
エントリーモデルながら、Ryzen 7 5700XとRTX 4060 Tiの組み合わせにより、フルHD解像度でのゲーミングや一般的なクリエイティブ作業に十分な性能を発揮します。初めてゲーミングPCを導入する方や、コストを抑えたい方におすすめのモデルです。
CPU『Core Ultra』搭載PCを選ばなかった理由
Intelの最新CPUシリーズ『Core Ultraシリーズ』は非常に魅力的な次世代CPUではあるものの、「現時点でのゲーミングPC用途」ではベストな選択肢とは言えないため、この記事ではあえて除外しています。
理由1:ゲーミング用途では依然として「Core i7/i9(第14世代)」や「Ryzen 7000〜9000番台」の方がパフォーマンス面で優れている
- Intel Core Ultraは、省電力性を重視したAI・マルチメディア用途に特化したシリーズ。
- これらは「高効率コア(Eコア)+AI専用NPU」を備え、AI処理や軽量な動画編集には強いが、純粋なゲーミング性能(特にフレームレートやGPUとの親和性)では、第14世代Core i7/i9に劣るケースが多い。
- 現時点(2025年5月)では、デスクトップ向けの高性能ゲーミングPCにCore Ultraを採用したモデルは少なく、主力とは言いにくい状況。
理由2:Core Ultraはまだ過渡期の製品で、ドスパラでのラインナップも限られている
- Core Ultraは2023年末〜2024年に登場した比較的新しいラインで、まだ最適化や製品展開が進行中。
- ドスパラでは今のところ、ゲーミングPC(特にデスクトップ)への採用数が限られており、価格やバランス面でもやや中途半端な印象。
Core Ultraはどういう人向きか?
省電力とAI支援を活かしたノートPCでのモバイルAI作業、軽量なクリエイティブ作業、Office+軽いゲームには向いています。
一方で、「ガチゲーマー」「高解像度で最新タイトルを快適に遊びたい人」には、Core i7-14700FやRyzen 7 7800X3Dのような定評のあるCPUの方が現時点では有利です。