新進気鋭のBTOパソコンショップ『MDL.make』が販売する1周年限定モデルのコスパが異次元です。
※この記事は2024年12月時点のデータに基づいています。
MDL.makeとは…?
2023年に販売を開始したオンライン主体の新参BTOパソコンショップで、~コスパ日本一のゲーミングPCを~という理念を掲げています。
大阪に本社を置く『MetaDataLab Inc.(メタデータラボ株式会社)』が運営しており、こちらはデータセンター事業やハードウェアの中古販売、レンタル等を行う企業となっています。
RTX4060 × Ryzen7 5700X
1周年限定モデルで1番人気が『RTX4060』と『AMD Ryzen7 5700X』を搭載したこのモデル。
価格は124,600円(セール適用外の定価は140,600円)。
CPU | AMD Ryzen7 5700X |
GPU | NVIDIA GeForce RTX4060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
マザーボード | AMD A520 |
電源 | 650W |
価格 | 124,600円 (定価140,600円) |
メモリ16GB、ストレージ500GBと最低限の構成になっていますが、例えばメモリを32GB、ストレージを1TBにアップグレードしても+14,000円なのでまだまだ充分異次元です。
ライバルショップとの比較
誰もが知る某国内最大手BTOショップで近い構成のゲーミングPCとの比較が以下。
MDL.make | 某国内最大手BTO | |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen7 5700X | AMD Ryzen7 5700X |
GPU | NVIDIA GeForce RTX4060 | NVIDIA GeForce RTX4060 |
メモリ | 16GB | 16GB |
ストレージ | 500GB | 500GB |
マザーボード | AMD A520 チップセット | AMD B550 チップセット |
電源 | 650W | 650W |
価格 | 138,600円 (定価154,600円) | 約165,000円 |
代表的な構成での違いはマザーボードのみ。
(注:細かく見れば各パーツのメーカーやスペックも違います。)
ここで一点注意する必要があるとすれば、A520チップセットはPCIe.3.0規格なので、PCIe.4.0規格のRTX4060の性能を100%引き出すことが出来ない可能性があるということでしょうか。
なおゲームタイトルや他の環境にもよりますが、ゲームのベンチマークスコアでは約10%程度の性能低下が見られるという結果も出ていますので参考にしてみてください。
RTX4060 × Ryzen5 5500
1周年限定モデルで3番人気に位置するのが『RTX4060』と『AMD Ryzen5 5500』を搭載したモデル。
価格は109,800円(セール適用外では130,800円)としており、他社ではなかなか考えられない価格設定に踏み込んでいると言えそうです。
CPU | AMD Ryzen5 5500 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX4060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
マザーボード | AMD A520 |
電源 | 650W |
価格 | 109,800円 (定価130,800円) |
CPUは『AMD Ryzen5 5500』と少し控えめなチョイスですが、RTX4060との組み合わせで大きくボトルネックになることは考えにくいでしょう。
なお他社のエントリー向けコスパモデルでは『AMD Ryzen5 4500』が搭載されていることが多いのですが、こちらはRyzen5500よりも性能が低くRTX4060の足を引っ張る可能性が高いので注意が必要です。
メモリ及びストレージは最低限の設定ですが、購入時にアップグレードしても他社に比較して充分おつりがくるレベルのコスパを実現しています。
ライバルショップとの比較
こちらも同じく某国内最大手BTOと比較してみます。
MDL.make | 某国内最大手BTO | |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen5 5500 | AMD Ryzen5 4500 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX4060 | NVIDIA GeForce RTX4060 |
メモリ | 16GB | 16GB |
ストレージ | 500GB | 500GB |
マザーボード | AMD A520 チップセット | AMD A520 チップセット |
電源 | 650W | 650W |
価格 | 109,800円 (定価130,800円) | 約140,000円 |
主な構成での違いはCPUのみで、MDL.makeの方が性能が高いにもかかわらず本体価格が安いという逆転現象が起きています。
正直ここまでの価格のアンバランスは各ショップを見て回ってもなかなか無いことだと思います。セール価格が適用されている期間はさらにコスパ崩壊中。
なぜここまで安いのか、何か裏があるのでは?と気になる方は公式サイトにユーザーレビューも載っているので参考にしてると良いでしょう。