Intel Core i9/7/5(12~13世代)及びAMD Ryzen9/7/5(7000及び5000)を性能とコスパの2点に注目して比較しグラフ化しました。
2023年8月1日時点のデータを元に比較グラフ化しています。
なお、モバイル向けモデルや低消費電力モデル、日本で一般販売されていないモデルは除外しています。
Intel&AMD CPU比較グラフ
各モデルの性能データは「PassMark Software CPU Benchmarks」を参照しています。
PassMark Softwareのベンチマークデータは世界中のPerformanceTestユーザーが投稿したベンチマーク結果の集計によって算出されています。
コスパはAMD Ryzen5 5000シリーズが優勢
性能面では各モデルとも素直な階段状となっており、ナンバリングによる序列を大きく逸脱するようなゲームチェンジャー的なモデルはありません。
コスパに関してはAMD Ryzen5 5000番台の数モデルが群を抜いて高い数値になっています。
AMD Ryzen5 5000番台
Ryzen5 5000番台は5600Xが2020年11月に発売され、その後各モデルが拡充されました。
Zen3世代の6コア12スレッドCPUで、後発の第12世代Core i5、第13世代Core i5、Ryzen5 7000番台が同スペック帯の競合モデルとなりますが、2023年の今なおミドルスペックのゲーミング用途において必要充分な性能と高いコスパを武器に根強い人気を博しています。
5500 | 5600 | 5600G | 5600X | |
世代 | Zen3 | Zen3 | Zen3 | Zen3 |
コア/スレッド | 6/12 | 6/12 | 6/12 | 6/12 |
クロック(GHz) | 3.6/4.2 | 3.5/4.4 | 3.9/4.4 | 3.7/4.6 |
L3キャッシュ(MB) | 16 | 32 | 16 | 32 |
TDP(W) | 65 | 65 | 65 | 65 |
対応ソケット | AM4 | AM4 | AM4 | AM4 |
対応メモリ | DDR4 | DDR4 | DDR4 | DDR4 |
発売 | 2022/4 | 2022/4 | 2021/4 | 2020/11 |
価格 | 13,980 | 18,980 | 16,480 | 20,970 |
ゲーミングPCに搭載される場合はそのコスパからPC本体価格を大きく押し下げ、それでいて~RTX4060TiあたりまでのミドルスペックGPUでもボトルネックを感じさせない充分な性能を有していることがメリットです。
自作用途ではAM4ソケット&DDR4メモリ対応のため、手持ちのパーツを活かして安く組むことが出来る点で大きなメリットとなります。
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