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【EscapeFromTarkov】RTX3070&Ryzen5 5600XでFPS計測

ゲーミングデバイス

ApexLegendsがチーター問題で廃れていく2021年夏。
少ない候補の中でFPS好きが次にロックオンしたのがEscapeFromTarkovだった。
(Valorantは競技感が強すぎてツラいので。)

実際、ライブ配信でTarkovを見かけることが増え(ワイプと呼ばれるステータスクリアのタイミングのせいもあるが)、自分もやってみたいと考える人も増えているだろう。

が、どうもこのゲームは“重い”っぽい。
自分のPCスペックで果たして動くのか?という不安を抱くユーザーも多いはず。

ということで、ここではRTX3070とRyzen5 5600Xを組み合わせたミドルハイスペックのPCでTarkovのフレームレートを計測してみたので参考にしてもらいたい。

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Tarkov テスト環境

テストは以下のスペックのPCで行う。

  • CPU :Ryzen5 5600X
  • GPU :RTX3070(ドライバーはバージョン471.11)
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:SSD(M.2 NVMe)

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フルHD環境ではまったく困ることのないミドルハイクラスに位置する組み合わせなのでTarkovもすんなり高フレームレートを叩き出して欲しいところ。

Tarkov FPS計測内容

フレームレート計測は以下の内容で行う。

  • グラフィック設定はほぼ“最高”
  • 解像度はフルHD1080p(1920×1080)
  • ステージは「SHORELINE」「FACTORY」「INTERCHANGE」の3種
  • SCAVモードで芋らずアグレッシブに動く
  • 「CapFrameX」を使用して計測グラフを出力

PMCだと生き残りたくてイモイモ状態になりそうなので、SCAVでしっかりとステージを歩き回ることにする。
グラフィック設定はハード構成的に使用できる機能は基本的に使い、なるべく画質を高めた状態で行う。

計測時のグラフィック設定はほぼ最高設定

Tarkov FPS計測結果

SHORELINE

いくつか建物や集落が点在するものの、移動の大部分は原っぱで見晴らしが良いステージ。

FPS計測結果は平均93.1fps

常に60以上、主には80~110近辺をキープしており大きなバラツキも見られない。
建造物が少なく開けたステージの割には伸び悩んだ印象だが、プレイ上のもっさり感を感じることはなく快適にプレイできる。

が、他のゲームに比べてやはりTarkovは重めなのだろう。
正直モニター上限の144Hzにぶち当たるくらいの結果を予想していただけにちょっと物足りない感じもある。

FACTORY

ステージ全体が薄暗い建物内部で、遮蔽物が画面を専有する場面が多いステージ。

FPS計測結果は平均117.9fps

最高で160前後、主には100~140のレンジで安定推移。
このくらいFPSが出ていれば高リフレッシュのゲーミングモニターも活きてくる。

おそらくステージが狭いため描写するオブジェクト数が少ないことが好結果の要因だと思われる。
この数値ならひとまず文句なし。

INTERCHANGE

ステージ中央の大きな建物と外周の開けたスペースが共存するステージ。

FPS計測結果は平均73.9fps

常時60以上はキープできているものの、最高で100、平均で73は正直かなり物足りない。
カクつきを感じるほどではないのでプレイ上のストレスは感じないものの、高フレームレートの視認性で他のプレイヤーに対してアドをとれるようなことも無い。

今時のPCゲームにとって60fpsはあくまで最低レベルで「とりあえずちゃんと動いている」程度と言っても良い。
快適にプレイするためにはもう少し改善しておきたい。

番外:INTERCHANGE設定変更後

テストした中で特にINTERCHANGEのフレームレートが低いので、グラフィック設定を少し落として再度計測してみる。

全体的なグラフィック設定を一段階落とし、その他ちょいちょい調整。
この設定でINTERCHANGEを再度計測してみた結果が以下。

FPS計測結果は平均92.9fps

一時的に落ち込む瞬間はあるが概ね80以上をキープ。
さらに平均FPSは73.992.9に改善。

見た目のクオリティはほぼ損なわないレベルの調整でもここまでフレームレートが改善するなら良しとしよう。

Tarkov FPS計測結果とPCスペック

RTX3070とRyzen5 5600Xの組み合わせでフルHD環境であれば、APEXなどの一般的なFPSバトロワ系で重さを気にすることは全くなかったためEscapeFromTarkovの重さにはちょっと驚いた。

一部の非オンライン対戦系重量級タイトルでは同スペックPCでも平均FPSが60~80程度しか出ないことはあったが、オンライン対戦系でこの重さはちょっとプレイヤーを選びすぎてしまうのでは?と思ってしまう。

とはいえ緊張感に満ちたゲーム性と開発陣曰く「MMORPG」的な独特の面白さは他に並ぶものが無く、Apexチーター問題と新作不作によってバトロワFPSの谷間となってしまった今の時期には是非体感しておきたいゲームであることに異論はない。

フルHD環境で快適にプレイするならおすすめスペックはRTX3070以上
RTX3060~3060Tiではグラフィック設定をある程度落とす前提になってしまうだろう。
せっかくなら販売開始から間もないRTX3070Tiをこのタイミングで狙ってみるのもいいかもしれない。

▶RTX3070Ti搭載ゲーミングPC(ドスパラ)