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【GTRacing】ゲーミングチェア GTPlayer GTP900の正直なレビュー

ゲーミングデバイス

GTRacingのゲーミングチェアGTPlayer GTP900を自費購入したので正直にレビューします。記事内にはAmazonのアフィリエイトリンクを貼っていますが、GTRacingからの提供やレビュー依頼は受けておりません。

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GTRacing GTPlayer GTP900の特徴

GTP900の特徴・適正身長は~170cmくらい?
・座面クッションにポケットコイルを採用
・無段階リクライニング&フットレスト
良い点・コスパの割にしっかり
悪い点・ひじ掛けが固定

対応身長は若干小さめ

GTRacing公式ページでは推奨身長150~180cm、限界値190cmと表記されていますが、背もたれの全高が低いため~170cmくらいまでが最適なサイズ感だと思われます。
筆者の身長は176cmで、背もたれを立てた状態で後ろから見ると頭が半分はみ出した状態。ゲーム中にガッツリ背もたれにもたれることはないので使用上不便はありませんが、ヘッドレストの調整範囲を見る限りでは上限いっぱいな感じです。

なお座面高は最大で床から54cmまで上げられるので、ちょっと高めのデスクでも余裕を持って使用することが出来ると思います。

座り心地は良好(やわらかめ?)

座ったときの沈み込み量がやや深めでやわらかい印象を受けつつ、座面にポケットコイルを採用しているためかウレタンのみの低価格帯のチェアに比べると底付き感は無く反発感があって悪くない座り心地です。
逆にフラットで固めのしっかりした座面が好みの場合は合わない可能性もあると思います。

無段階リクライニング&フットレストを装備

リクライニングは最大140°でクリック感のない無段階。さらに手動ですがフットレストもあり、肘掛けがリクライニングに連動して最適な位置に移動する為休息時の快適性は高い方です。
肘掛けに関しては着座時の調整機構※よりもリクライニング時の連動を優先した造りなので、座面の柔らかさも相まってこのゲーミングチェア自体がGTRacingの他モデルよりも休息時の快適性とプレミアム感をコンセプトにしている感じがします。

【※追記】
着座時の肘掛けの調整機構は無し。完全固定(リクライニング時には座面に連動してスライドする)なので、キーボード使用時に腕を肘掛けに固定して使いたい方は要注意です。またマウスをぶん回すときの軸を肘(肘掛け)でとる方も同じく要注意。
手首もしくは前腕部をデスクに固定して使う方(肘掛けを重要視しない方)には問題ないと思います。

基本的にはコスパ重視のゲーミングチェアという認識でOK

GTRacingは中国のメーカーで、2万円台のゲーミングチェアを多数ラインナップしています。GTP900も上記の特徴(休息時の快適性とプレミアム感〜)によって他のモデルと差別化していますが、同じく2万円台に定価設定されたコスパ重視のゲーミングチェアという認識で良いと思います。

あくまで個人的な見解ですが、ゲーミングチェアを価格帯別でざっくりと分けるのであれば以下のような感じです。

価格帯品質
1万円前後安物のゲーミングチェアもどき聞いたことないメーカー
2万円前後一応ゲーミングチェアGTRacingなど
5万円前後ちゃんとしたゲーミングチェアAKRacing,Bauhutteなど

2万円前後の「一応ゲーミングチェア(GTRacing含む)」をもう少し詳しく説明すると、ハズレさえ引かなければ剛性もある程度あって椅子としてちゃんと使える製品で、見た目がゲーミングチェアなので気分は満たされ、使用による劣化は基本的に修理できないので2~3年使ったら買い替えるゲーミングチェアという感じです。

その中でGTRacingは、ある程度の知名度もあって同じ価格帯の中では比較的安心して買える部類のメーカーなので、これらを理解したうえで、普段使いに耐えうるコスパ重視のゲーミングチェアを探すならGTRacingはアリな選択肢だと思います。

GTP900:Amazonレビュー

GTP900に関しては、Amazonレビューではごく少数の☆1〜2評価(「ネジがはまらない」等)が見られますが、全体的には☆4〜5の好意的な評価が圧倒的多数を占めているようです。(2024年6月時点で評価4.3/5)
総じて「価格に対しては概ね満足度が高い」という評価です。(Amazonレビューをどこまで信じるかという問題もありますが。)

もしも「絶対に失敗したくない」「超快適で信頼性と安定性抜群のゲーミングチェアが欲しい」のであれば、迷わず5万円前後のちゃんとしたゲーミングチェアを選んだ方が幸せになれると思います。要は価格とのバランスなので。

GTRacing GTPlayer GTP900の開封~完成品

GTP900は自分で組み立てるタイプのゲーミングチェアで、以下のようなパッケージで届きます。

重さはそれなりにありますが一般的な成人男性であれば一人でも運べる程度で、専用工具不要で1時間強で組み立てることが出来ます。(組み立てに不慣れな方、非力な方は補助で1名必要かも。)
Made in Chinaではありますが、内部の梱包はわりとしっかりしていてグズグズのスチロールカスに悩まされるようなことはありません。

組み立てに関しては同梱されている説明書だけで充分に理解できるレベルで、とくに不具合も無かったので割愛します。
筆者が購入した製品では致命的なネジ穴のズレなどもなく、多少ハマりづらい程度のネジ穴は2~3か所ありましたが問題なく組み立てられました。

完成品はこちら。

剛性に関しては同じ価格帯のゲーミングチェアの中では同等、もしくは比較的しっかりした方じゃないでしょうか。とはいえ特別に優れているということも無いと思いますが。

縫製に関しては目に見えるホツレなども無く、形状的に凹凸の強いところに若干のヨレがある程度。

5万円前後のちゃんとしたゲーミングチェアは別として、この価格帯でこの程度のヨレはかなりマシな方です。

耐久性は未知数だが気にするほどでもない

このレビューは新品状態から数日の使用に基づいて書いているため、長期使用時の耐久性については未知数です。ただしもともと「劣化したら買い替え」を前提とした価格帯の製品だと思っているので、そこまでシビアに耐久性を気にする必要も無いと思います。
気にする人は5年保証のAKRacingを買った方が幸せになれます。