マウスコンピューターとは?
マウスコンピューターは日本のBTOパソコンメーカーです。
PC関連事業を広く展開する株式会社MCJ(1998年設立)から2006年に新設分割によって設立され、東京都千代田区に本社を置いています。
同じMCJグループにはパソコン工房やarkなどのBTOメーカーを傘下に置くUNITCOMやモニター大手のiiyamaなども名を連ね、グループ内で開発や製造ノウハウを共有し、在庫管理リスク軽減などのメリットを相互に享受することで高い競争力を維持しています。
国内BTOパソコンメーカーの中でも大手のひとつに数えられる人気メーカーです。
BTOパソコンとは?
BTOとはBuild to Orderの略で、受注生産を意味します。
完成品を販売するのではなく注文を受けてから製品を組み立てるため、好みのパーツへの変更などカスタマイズの要望にも細かく対応できることがBTOパソコンの強みです。
なおスペックや価格帯別に基本構成のPCが用意されているためパソコン初心者でも安心して購入することが出来ます。
マウスコンピューターのパソコンの特徴は?
幅広いラインナップとブランド戦略
マウスコンピューターはパソコンの用途や特性、価格帯別に多数のPCブランドを展開しています。また、全てのブランドで注文時のカスタマイズが可能で、ユーザーの幅広いニーズに答えられる懐の深さが特徴です。
mouse
幅広いニーズに答える一般向けPC。
あらゆるユーザーにマッチする豊富なラインナップとコスパに優れる普段使いパソコンを展開。
G TUNE
ゲームを徹底的に楽しむためのゲーミングPC。
多くのeスポーツプロゲーマーやストリーマーをスポンサードすることでフィードバックを得て、進化を続けるゲーミングPCトップブランド。
NEXTGEAR
より多くのユーザーへ届けるためにコスパを重視したオンライン販売限定のゲーム向けPC。
パソコンゲームを始める全ての人へ充分な性能と買いやすい価格を提供するゲーミングブランド。
DAIV
高い拡張性、カスタマイズ性で創作のこだわりを支えるクリエイター向けPC。
可能性を追求し表現を加速させるプロユースなPCを展開。
Mouse PRO
確かな品質と充実したサービス&サポートを提供するビジネス用途に特化したPCブランド。
POPなデザイン
パソコンの外観の好みは人に寄りますが、高性能をウリにするパソコンブランドのほとんどは直線的で攻撃的なデザインを施されています。
対してマウスコンピューターは、キーカラーのイエローや愛らしいロゴデザインをあしらったPOPな外観のパソコンもラインナップされ、年齢性別問わず選びやすいデザインが特徴のひとつとなっています。
国内生産&フルサポートの安心感
マウスコンピューターの大きな”ウリ”のひとつは『Made in Japan』であることです。
国内生産のため豊富なカスタマイズメニューを納得価格&高品質で提供でき、より短い期間で納品することが出来ます。そして24時間365日の電話サポート及び、72時間以内の修理完了を目指す万全のサポート体制が整うのも国内拠点国内生産の強みであると言えるでしょう。
全てのパソコンに3年間の無償保証が付属(他は1年保証が多い印象)し、さらに有償の延長保証や出張設置サービスなどのきめ細やかなサポートを受けられる安心感がマウスコンピューターの特徴のひとつです。
マウスコンピューターの欠点は?
あえてマウスコンピューターの欠点を挙げるとすれば実店舗が少ないことでしょう。
店舗は仙台、秋葉原、ヨドバシAkiba、新宿、春日部、名古屋、大阪、G-Tune:Garage大阪、福岡の計10店舗で、同じくBTO大手のドスパラが全国に約50店舗を構えていることと比較するとその少なさがわかります。
販売自体はオンライン主体でも問題ありませんし、先述の通りの国内生産国内サポート体制で品質も確かですが、店舗の少なさは地域によっては「実機を見て判断する機会」が少ないことを意味します。実店舗に赴いて店員さんに質問し、実機を見て質感やサイズ感を確かめることが出来ないという点に於いて実店舗の少なさがマウスコンピューターの現状の欠点と言えるかも知れません。