2024年1月、NVIDIA RTXシリーズに新たに「SUPER」3機種が随時ラインナップされています。
NVIDIA RTX 40 SUPER スペック比較
RTX4080 SUPER | RTX4080 | RTX4070Ti SUPER | RTX4070Ti | RTX4070 SUPER | RTX4070 | |
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発売 | 2024/1/31 | 2022/11 | 2024/1/24 | 2023/1 | 2024/1/17 | 2023/4 |
製造プロセス | 4nm | 4nm | 4nm | 4nm | 4nm | 4nm |
DLSS | DLSS 3 | DLSS 3 | DLSS 3 | DLSS 3 | DLSS 3 | DLSS 3 |
Shaderコア | Ada lovelace 52 TFROPS | Ada lovelace 49 TFROPS | Ada lovelace 44 TFROPS | Ada lovelace 40 TFROPS | Ada lovelace 36 TFROPS | Ada lovelace 29 TFROPS |
CUDAコア | 第3世代 10240 | 第3世代 9728 | 第3世代 8448 | 第3世代 7680 | 第3世代 7168 | 第3世代 5888 |
Tensorコア | 第4世代 836 AI TOPS | 第4世代 780 AI TOPS | 第4世代 706 AI TOPS | 第4世代 641 AI TOPS | 第4世代 568 AI TOPS | 第4世代 466 AI TOPS |
RTコア | 第3世代 121 TFROPS | 第3世代 113 TFROPS | 第3世代 102 TFROPS | 第3世代 93 TFROPS | 第3世代 82 TFROPS | 第3世代 67 TFROPS |
動作クロック | 2.21 ~2.55GHz | 2.21 ~2.51GHz | 2.34 ~2.61GHz | 2.31 ~2.61GHz | 1.98 ~2.48GHz | 1.92 ~2.48GHz |
メモリ | GDDR6X 16GB | GDDR6X 16GB | GDDR6X 16GB | GDDR6X 12GB | GDDR6X 12GB | GDDR6X 12GB |
メモリインターフェース幅 | 256bit | 256bit | 256bit | 192bit | 192bit | 192bit |
定格電力 | 320W | 320W | 285W | 285W | 220W | 200W |
スペックを比較してわかるようにRTX40 SUPERシリーズは従来のRTX40シリーズから技術的な進化はなく、単純に搭載するコア数やメモリ量を調整し従来のラインナップのギャップを埋める「兄弟モデル」であると言えます。
NVIDIA RTX 40 SUPER 価格比較
RTX4080 SUPER | RTX4080 | RTX4070Ti SUPER | RTX4070Ti | RTX4070 SUPER | RTX4070 | |
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発売時価格 | ¥185,800~ | ¥209,800~ | ¥147,800~ | ¥122,800~ | ¥99,800~ | ¥89,800~ |
実勢価格 | ¥185,800~ | ¥168,000~ | ¥147,800~ | ¥109,800~ | ¥99,800~ | ¥84,800~ |
表に記載したRTX40シリーズでは最先発モデルであったRTX4080でもまだ発売からは14ヶ月程度しか経過しておらず、高額モデルほど価格の下落幅は大きくなっていますが各モデル間の性能差を覆すほどの値崩れは見られません。
2024年1月発売のRTX4070SUPERに関しても発売時価格、実勢価格ともにRTX40シリーズの階段状の価格帯にキレイに収まっています。
そのためRTX40シリーズの中で特にお買い得となるモデルはなく、性能差と価格差が釣り合っている状態であると言えるでしょう。
なおRTX40シリーズの各モデル最安値はほぼすべてドスパラ専売モデルとなるPalit製が占めています。メーカーに特段のこだわりが無い場合はドスパラ公式サイトからPalit製のグラボを探すのがお得かもしれません。
NVIDIA RTX 40 SUPER 性能比較
※ベンチマーク性能比較はPassMark SoftwareのG3D Mark計測値を元に算出しています。
RTX4080SUPERとRTX4080がスペック値からの想定順位と入れ替わっていますが、実際この2機種に関しては各社各基準で行われているベンチマークを見てもほとんど差はなく、計測環境や計測内容によっては順位が入れ替わるケースが多々見られます。
購入に際しては在庫状況なども影響して来るため一概には言えませんが、RTX4080の方がコスパが良いと言えるかも知れません。
またこのケースを除けばRTX4000シリーズは性能差と価格差がナンバリング通りに並んでいるため、単純に自分に必要な性能を見極めて選べば問題ないと思われます。
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