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【2024年】SwitchやPlayStationじゃなくゲーミングパソコンでゲームをすることのメリットとデメリット

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ゲームをするだけならSwitchやPlayStationなどのCS機(コンシューマー機、家庭用ゲーム機)で充分なのでは?わざわざ高いゲーミングパソコンを買う意味はあるの?という疑問を持たれる方のために、ゲーミングパソコンでゲームをすることのメリットデメリットを解説します。

親を説得する材料として、または子供に買い与えるときの理由としてご一考ください。

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出来ること出来ないこと比較

CS機とゲーミングパソコンでザックリと出来ること出来ないことを比較します。

SwitchPlayStationゲーミングPC
ゲーム
音楽再生
Youtube視聴
動画視聴(ストリーミング)
動画視聴(DVD/BD)
Webブラウジング
イラスト制作・画像加工
動画編集
プログラミング
Officeその他業務関連ソフト
※専用ソフトをダウンロードする必要がある場合もあります
※特殊な方法で✕→◯となる場合もあります

CS機はあくまでゲーム用端末として開発、販売されており、用途はゲーム(+α)に限定されます。特にNintendo Switchは対象年齢が低めに設定されており、子供がブラウジングなどを通してネットに触れることのリスクも厳しく管理、制限されています。逆にPlayStationは対象年齢が広いためゲーム以外での用途拡張も幅広く、Webブラウジングが可能なのでWeb上で完結できるクラウド系のアプリであれば基本的には一通り触れます。(表の△はこの意味)

ゲーミングパソコンに関して言えば、要は”重いゲームが動くほど性能の高いパソコン”なので一般的にパソコンで出来ることなら何でも出来ます。CS機と最も違う点としては高い処理性能や描画性能を活かしてイラスト制作、動画編集、プログラミングなどの『クリエイティブな用途』にも適している点が挙げられます。

入口はゲーム用途としてのパソコン購入であったとしても、触れているうちにデジタルに強くなり、他の用途でもパソコンを使いこなせるようになるケースは多いでしょう。

ゲーミングパソコンのメリット
・ゲーム等のコンテンツを「消費」するだけでなく「創作」する側の用途が広がる。
・デジタル全般に強くなる。

ゲーミングパソコンのデメリット
・制限なくネットに触れられるため、相応のリテラシーが求められる。

ゲーム市場の比較

日本は長らく世界に比べてゲーム市場のCS機への依存度が大きいと言われてきましたが、2020年以降はPCゲーム市場の急拡大が進んでいます。

経済産業省「ゲーム産業は依然高水準

これは家庭へのパソコンの普及がここ数年で加速度的に進んだことに加え、YoutubeやTwitchに代表されるゲーム実況やライブストリーミングの視聴数増加によってPCゲームの露出、認知が進んだことによる影響が大きいものと思われます。

販売されるゲームタイトルについても、CS機向けに販売されるゲームソフトがほぼほぼ国内タイトル及び日本向けにローカライズされたものに限られるのに対し、PCゲームは「Steam」や「Epic GameStore」などのオンラインプラットフォームを通じて世界中のあらゆるゲームタイトルにアクセスできるという選択肢の広さが大きなメリットになっています。

なお、Switchはハード性能やターゲット層、コンセプト的にSwitch専売タイトルが多く(Splatoonシリーズやマリオシリーズなど)、PlayStationは販売戦略として一部PS専売タイトルとなる場合もありますが基本的にはPCとの同時販売、もしくはPCからの移植タイトルが多くなります。
PCゲームは世界的に見てもゲーム開発プラットフォームの中心にあり、大手パブリッシャーから個人ゲーム作家までPCゲームタイトルとして開発販売されるタイトルが圧倒的に多数を占めます。

ゲームソフトの価格で見た場合、CS機のゲームソフトは6,000〜9,000円程度のレンジが一般的なのに対し、PCゲームでは下は数百円〜と価格帯も幅広く、低価格帯でのヒット作や名作も多く排出されているためさらに選択肢が広くなる傾向にあります。

ゲーミングパソコンのメリット
・世界中のあらゆるゲームタイトルをプレイできる。
・低価格帯のヒット作、名作タイトルが豊富にある。

ゲーミングパソコンのデメリット
・SwitchやPS専売タイトルはプレイできない。
(日本で流行るゲームタイトルの中では割と多かったりする。)

子供向けにはセキュリティ管理が重要

ゲーミングパソコンはCS機に比べて自由度が高いことによるメリットが多数ありますが、特に子供向けに使用する場合においてはセキュリティ管理が重要になります。

年令によっては「決済手段を与えないこと」に加え、「Microsoftファミリーセーフティ」を利用して子供向けのWindowsアカウントを管理、制限するなどして利用時間や利用ソフトを監視したり、不適切コンテンツをブロックするなどの対策を講じましょう。

なおPCゲームの最大手プラットフォームであるSteamでは13歳未満のアカウント作成を禁じています。親のアカウントでソフトの購入を行い、ファミリー共有機能を使用して安全にゲームをシェアするなどの方法がありますのでぜひ活用してください。

親の目が届きにくい環境であったり、親自体がセキュリティ管理の知識に疎い場合はあえて自由度の低いCS機の使用に留めることも安全性の上では必要かもしれません。

ゲーミングパソコンのデメリット
・【子供向け】CS機に比べて自由度が高い代償としてセキュリティリスクも高い。