Escape from TarkovのPvEモードが特定の上位エディションだけではなく全エディションでプレイできるようになりました。
PvEモードを追加購入可能に
PvEモードはこれまでテスト的に「The Unheard Edition」と「Edge of Darkness Edition」だけに開放されていましたが、この2エディション以外の全エディションでも追加購入することでプレイできるようになりました。
PVE ZONE for #EscapefromTarkov is now available for purchase on the "Expansions" page.
— Escape from Tarkov (@tarkov) July 18, 2024
The game mode saves the progress; your PVE-character will not be reset following further wipes.
Owners of Edge of Darkness and The Unheard Edition editions already have access to this game… pic.twitter.com/XTjIyuFJYr
【翻訳】
#EscapefromTarkovの PVE ZONE が「拡張」ページで購入できるようになりました。 ゲーム モードでは進行状況が保存されるため、PVE キャラクターはワイプ後もリセットされません。 Edge of Darkness および The Unheard Edition エディションの所有者は、すでにこのゲーム モードにアクセスできます。 拡張版を購入する際は、購入地域にご注意ください。
おすすめの購入エディション
現在販売中のエディションは以下。
Edition名 | 価格 (160円/$) | PvEモード | スタッシュ サイズ | 初期コンテナ サイズ | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
The Unheard Edition | 250$ (約40,000円) | 含まれる | 10×72 | 3×3 | 特別なゲーム内ID ポケットサイズ拡張 その他特典多数 |
Edge of Darkness | — (販売終了) | 含まれる | 10×68 | 3×3 | 特別なゲーム内ID その他特典多数 |
Prepare for Escape Edition | 110$ (約17,600円) | 追加購入可能 20$ (約3,200円) | 10×50 | 3×2 | その他特典あり |
Left Behind Edition | 82$ (約13,120円) | 追加購入可能 20$ (約3,200円) | 10×40 | 2×2 | その他特典あり |
Standard Edition | 50$ (約8,000円) | 追加購入可能 20$ (約3,200円) | 10×30 | 2×2 |
PvE UPGRADE購入画面
【翻訳】
- 永続的な進行を伴う PvE 協力モードへのアクセスが可能になります。進行状況はワイプによってリセットされません。
- アクティベーションは購入後すぐに行われます。
- キャラクターワイプ後も購入は残ります。
- PvE/PvP モードの個人ゲーム プロファイルのリセットは、ゲーム Web サイトのプロファイル ページで確認できます。PvP/PvE プロファイルは個別にリセットできます。
PvE目当てならStandard EditionでもOK
Tarkovは堂々としたPay to WINゲームなので、PvP前提で考えれば一番高いエディションを購入して少しでも他者よりも有利にゲームを進めることが精神衛生上大切です。
が、基本的にPvEしかやらないのであれば他のプレイヤーとのエディション差は関係なく、スタッシュサイズもコンテナサイズもゲームを進めれば拡張することができ、さらにPvEモードはワイプ(強制データリセット)が無いので自分のペースで好きに進めることが出来るため、最安のStandard Editionでも充分だと思われます。
Standard EditionとPvE UPGRADEで計70$(約11,200円)なので、ひとつ上のLeft Behind Editionよりも安く購入できます。
PvEモードの雑感
ここからは筆者の主観込みですが、PvEモードについての現状を少し解説します。購入を迷っている方は参考までに。
筆者はTarkov歴3年程度。Edge of Darknessを所有し最近はもっぱらPvEモードだけをプレイ。PCはRyzen7 5800X3D&RTX4070。基本的に対人戦は下手。
対人ゲーが苦手なプレイヤーに人気っぽい
Tarkovは配信者のプレイを見てやってみたかったけど対人ゲーは基本的に苦手…。というプレイヤー(筆者も)にぶっ刺さっているようです。実際ゲーム性は同じでもPvPが故の精神的な敗戦ストレスが無いので、Tarkov特有の緊張感を味わいつつも気軽にプレイできています。
実質の購入費用が下がった?
Tarkovの購入エディションについては「まず一番安いStandardを買い、ハマれそうなら一番高いヤツを買え。」というのがセオリーでした。
が、先述の通りPvE目的ならStandard+PvEで70$でも充分だと考えれば、PvPをメインにしないなら実質的に購入のハードルは下がったと言えるんじゃないでしょうか。
さらに言えばThe Unheard Editionは初心者に「買え」とは言えないほど高額。かと言って中途半端なエディションでPvPに参戦しても初めから不利。そして白ネームだからという理由でチートを疑われたりしたら…。ぶっちゃけPvPモードに関しては新規参入プレイヤーはかなり減ってるんじゃないかと思いますがどうなんでしょう?
マッチングは早いがローカルモードは重い(2024年7月現在)
7月上旬のアップデートにより、PvEはサーバー負荷を下げるためにローカルプレイになりました(Street of Tarkov以外?)。結果、サーバー負荷が減ったのでプレイヤーを増やすことが可能になった→全エディションで追加販売という流れだと思います。
PvEモードは、PvPでは5分~10分は当たり前にかかっていたマッチング時間が無くなり、データのロード時間だけ(1分くらい)でレイドを開始できるようになって非常に快適です。これは本当に評価できる改善点です。
が、レイド中は処理の一部(ほとんど?)がローカル環境に依存することになったため、かなり重くなりました。サーバープレイでは120fps前後だったマップでもローカルプレイでは70前後までfpsが下がってかなりガクガクです。今後の改善に期待。
ゲームバランスはかなり試行錯誤中
山のように湧いていたスカブの群れがアプデ後に急に湧かなくなったり、AIPMC(PvPの他プレイヤーの代わり)が全然居なかったり、無駄に強すぎたり、特定のマップのルートアイテムが急に弱体化したり。この辺はかなり試行錯誤しているようで、アプデで状況がころころ変わります。これも今後の改善に期待ですが、そもそもまだβ段階のゲームなのでしょうがない&そこが面白かったりもするのでまぁ…といった感じ。
回線環境とPCスペックは要注意
PvEモードのおかげで一般的な(あまり上手くない)プレイヤーにとってもかなり遊びやすくなったEscape from Tarkovですが、相変わらずゲーム全体を通して処理負荷はかなり高いゲームタイトルです。快適に遊ぶためにはPCスペックをなるべく盛って、回線環境を整えて臨むことをおすすめします。