MonsterHunterWildsは2024年10月末〜11月初旬(PC版は11/1~4)にかけてオープンベータテストを行い、2025年春にはリリースを予定しています。
ここではモンハンワイルズのPC要求スペックを満たすゲーミングPCを探してみます。
MonsterHunterWilds動作環境(PC)
CAPCOM公式サイトより。
最低環境 | 推奨環境 | ※World推奨環境 | |
---|---|---|---|
解像度 | 1080p(FHD) | 1080p(FHD) | 1080p(FHD) |
フレームレート | 30fps | 60fps (フレーム生成使用) | 30fps |
OS | Windows10(64-bit) | Windows10(64-bit) | Windows7/8/8.1/10(64-bit) |
CPU | Intel Corei5-10600 Intel Corei3-12100F AMD Ryzen 5 3600 | Intel Core i5-11600K Intel Core i5-12400 AMD Ryzen 5 3600X AMD Ryzen 5 5500 | Intel Core i7 3770 Intel Core i3 8350 Intel Core i3 9350F AMD Ryzen5 1500X |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
GPU | GeForce GTX 1660 Super Radeon RX 5600 XT | GeForce RTX 2070 Super GeForce RTX 4060 Radeon RX 6700XT | GeForce GTX 1060 (VRAM 3GB) GeForce GTX 1650 Radeon RX 480 Radeon RX 570 |
VRAM | 6GB | 6GB | — |
ストレージ | 140GB SSD | 140GB SSD | 52GB |
備考 | SSD(必須)、グラフィック「最低」設定で、1080p(アップスケール使用、ネイティブ解像度720p)/30fpsのゲームプレイが可能です。 DirectStorage対応。 | SSD(必須)、グラフィック「中」設定で、1080p(アップスケール使用)/60fps(フレーム生成使用)のゲームプレイが可能です DirectStorage対応。 |
※右の「World推奨環境」は前作「MonsterHunterWorld」の動作推奨環境
MonsterHunterWilds動作環境CPU性能比較
動作環境のうち、CPUの性能グラフ(PassMarkベンチマーク)を比較してみます。
なおグラフの色は【赤=推奨環境、橙=最低環境、青=比較用のWorld推奨環境】となります。
MonsterHunterWilds動作環境GPU性能比較
動作環境のうち、GPUの性能グラフ(PassMarkベンチマーク)を比較してみます。
なおグラフの色は【赤=推奨環境、橙=最低環境、青=比較用のWorld推奨環境】となります。
MonsterHunterWilds動作環境の概要
CPU、GPU共に2018年リリースの「MonsterHunterWorld(ワールド)」推奨環境から比較してかなり高いマシンスペックが要求されることがわかります。
さらに注目すべきは「最低」及び「推奨」環境で発揮するパフォーマンスで、
【最低環境】
…グラフィック設定「最低」、解像度720pで30fps(アップスケーリングで1080p)
【推奨環境】
…グラフィック設定「中」、アップスケーリングで1080p、フレーム生成使用で60fps
となっている点です。
アップスケーリングとフレーム生成
アップスケーリングとは、最終出力となる画面より小さい解像度で出力した画像を拡大表示する技術です。拡大の過程ではノイズ除去やシャープネス処理などを施して”綺麗に見せる”ことが出来、元から大きく描画するよりも画質は若干劣るもののシステムの処理負荷を下げる効果があります。
フレーム生成とは、実際のフレームレートの描画の間に中間フレームを生成して差し込むことで”あたかも滑らかに見せる”ことが出来る技術で、これも元から高フレームレートで出力する場合よりは若干見た目で劣るもののシステムの処理負荷を下げる効果があります。
MonsterHunterWilds動作環境によると、これらの最新技術を駆使しても推奨環境でグラフィック設定「中」の60fpsがターゲットになっています。
2024年現在のゲーム市場としてはCS機でも最低60fps、PCゲームではさらに上のフレームレートが最低限で求められるような環境であり、その中でMonsterHunterWildsが『超高負荷』なゲームになりそうだということが読み取れます。
MonsterHunterWildsフレームレート計測
11/1~のベータテストに於いて、RTX4070でフレームレート計測を行いました。
テスト環境は
・AMD Ryzen7 5800X3D
・NVIDIA GeForce RTX4070
・メモリ64GB
・フルHD
・アップスケーリングOFF/フレーム生成OFF
・画質設定は「高」を基準にカスタム
・討伐クエスト実行時の計測
結果は以下のようになりました。
アップスケーリングとフレーム生成はOFFの状態で、フレームレートは平均58.3fpsとなりました。
これは昨今のゲームタイトルの中でもかなり重い部類(あのタルコフよりも重い)。GPUのAI機能(アップスケーリングとフレーム生成)を使用すれば底上げは出来ますが、あくまで見せかけの描画のスムーズ化であることを考えればベースの性能としてもっと盛っておきたいところです。
MonsterHunterWildsにおすすめのゲーミングPC
動作環境から察するに、今後の開発によって最適化が進んでいく可能性はありますが、MonsterHunterWildsをストレスなく快適にプレイするためには推奨環境よりもさらに高スペックのゲーミングPCを視野に入れて準備しておいた方が良いだろうと思われます。
具体的には
・RTX4070 SUPER以上のGPU及びこれに適したCPUの組み合わせ
を仮の基準とし、ゲーミングPCを探してみます。
GALLERIA
モデル名 | CPU | GPU | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
GALLERIA RM7R-R47 | Ryzen 7 7800X3D | GeForce RTX 4070 | \245,980 | ▶詳細ページ |
GALLERIA RM7R-R47S | Ryzen 7 7800X3D | GeForce RTX 4070 SUPER | \275,980 | ▶詳細ページ |
GALLERIA XA7R-R47TS | Ryzen 7 7800X3D | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | \329,980 | ▶詳細ページ |
G-Tune
モデル名 | CPU | GPU | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
G-Tune DG-A5G7S | Ryzen 5 9600X | GeForce RTX 4070 SUPER | \314,800 | ▶詳細ページ |
G-Tune DG-A7G7S | Ryzen 7 7800X3D | GeForce RTX 4070 SUPER | \339,900 | ▶詳細ページ |
G-Tune DG-I7G7A | Core i7-14700F | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | \354,800 | ▶詳細ページ |